原産国がアフリカのグリーンネックレス、2年程前に初めて購入して、実は何鉢も枯らしてしまい、その度に直ぐまたホームセンターで買い直し、どうしても枯らさないで育てられるようになりたいと試行錯誤した、思い入れの深い品種です。
育て方に関しては、ネット等で、「初心者でも育てやすい品種」と言っているサイトと、逆に「初心者には少し難しい。大体1度は枯らしてしまう」等、全く2分するグリーンネックレスですが、私個人としては、前述の通り、1度どころか、数鉢枯らしてしまった人間ですので、個人的には、ちょっとコツがいるというか、置き場所を考えて育てないと枯らしやすい植物だと思います。
私はプロではないので偉そうに言えませんが、「適度な日光量と風通しのよい場所に置く」これにつきると思います。特に風通しのよい場所、これは必須条件だと思います。
購入時より、長さが倍近くになりました。 |
冬以外成長している気がしていましたが、夏、冬休眠の、「春秋型」とネットで出ていました。夏もガンガン肥料を与えてました(笑)今のところ、枯れずに12月を迎えてます。
グリーンネックレスに限らず、植物を購入して、「サンスベリア」の冬越しのように、わざわざ押入れの暗闇で育てる人はいないと思いますので、多かれ少なかれ、大部分の植物に必要な「日光」がある程度あたる場所に鉢を置かれていると思います。なので、日光の話は後でするとして、兎に角、風通しのよい場所。空気が流れず溜まっていたり淀んだ感じがしない場所。そんな場所で育ててあげるのがいいと思います。
「風通し」と記しましたが、常に強風のビル風が吹いているような場所では無く、これも適度に終日風が流れている場所という感覚です。私は始め、会社の給湯室の窓際近くで育てていましたが、冬も結構暖かく、日当たりもよい場所でしたが、空気の流れが無い場所でした。結果、購入して2ヶ月しない頃から、葉数が減ってきて、3ヶ月もたないうちにほぼ全滅を3鉢程繰り返してしまいました。
その間、水やりの回数を減らしたり、増やしたりして様子を見ましたが、どうしても枯れてしまいました。もっと通気性のよい鉢、、と思い、素焼き鉢でも育てましたが、結果は同じでした。
その後、もう一鉢、白い陶器鉢で、通気性が良さそうな物に植え替えた物もありましたが、鉢を拭くと白い塗料の様な物が雑巾に着くのを気にしながら育てていたら、短期間に見事に全滅してしまいました。お洒落でも、安くて、指に白い塗料が付く様な鉢は避けた方が良い気がします。
結局、庭で育てたら枯れずに葉数も増えて元気(多分)に育ってくれています。因みに環境ですが、1年中外に出しっぱなし、上に屋根がありますが、雨が降れば結構濡れる場所です。
風通しはよく、1日の内、数時間直射日光が当たります。(真夏もガンガン当たります)只、時間的にはもっと長時間当たるのが理想の様な気がします。真夏に関しては、直射は避けて、、とよくネット等でも出ていますが我が家の鉢はガンガン当ててしまっています(笑)多少色があせますので、上品な雰囲気に育てたい方は、遮光をした方がいいかもしれません。個人的はグリーンネックレスに限らず、野性味あふれる感じが好きですが。。(笑)
真冬も出しっぱなしです。防寒対策は一切なし、北風にさらされています。(都内在住)雪の予報の日もそのままでした。
水やりは用土が完全に乾いてから与えています。葉が少ししおれ気味になってからでも復活してます。勿論限度があると思いますので注意が必要です。鉢を置く環境によると思いますので、土の乾き具合をチェックし、コツをつかむしかありません。夏は土が完全に乾いたと思われる翌日、冬は土が乾いてから、数日から1週間位経ってから与えました。
1枚目の写真の、中央の垂れ下がっている鉢の土は、軽石主体の多肉用ではなく、購入時のままの土です。来年植え替えよう。。水はけはとてつもなく良いです。他の左右と下の黒いプラ鉢の土は、自分で入れた、軽石主体の多肉用の土です。市販されているのをそのまま使用しています。(よくホームセンターで売られている物です。)
肥料は、冬以外に市販の液肥を既定に薄めたものを、月に数回与えています。多すぎるかもしれません。今のところ大丈夫ですが。。
増やし方で成功したのは、挿し木でした。1枚目の写真の、真ん中の大きい物以外は、弱ってきて枯れそうな鉢の、元気な枝を集めて、その都度挿し木にしていたらだんだんと増えてきたものです。やり方は、しぼみきっていない葉を適当な長さで切り、土の上に置き、上から枝全体が7割位隠れるように土をかぶせるだけです。根付いて葉数が増え始めるまでは、常に7割位かぶさっていた方が良い気がします。挿し木が根付くまでの水やりは、正直言ってあまり意識しておらず適当でした。前述の様に、挿し木で根付いた枝がある鉢の中に、何回も新たな挿し枝を足したので。。それでも挿し木が枯れてしまったのは1本だけだったと思います。
挿し木にする茎を選ぶ際、なるべく綺麗な緑の茎を選び、切る場所は葉がでている節の少し下でカットします。3~4ミリ位でしょうか。私は切る前に、鋏を『キッチン用アルコール除菌スプレー」でびしょびしょにしたまま切っています。熱湯消毒の方が確実に除菌できるかもしれませんね。
グリーンネックレスは、、水を与え過ぎると直ぐに根腐れして枯れてしまうと思いますので、もし、「傷んできたな」と感じたら、痛みが全体に広がる前に、色つやの良い茎を切り離し、」挿し木や水差しで増やすのにチャレンジしてください。因みに私は水差しは1回試みましたが、失敗してしまいました。。確か観葉植物屋の店員さんが、「端っこを水につけて(下葉も水に浸かっていてよい)、毎日水を取り替えて、直射日光を避けて置いていれば、その内根がでてくる」と言っていた気がします。
個人的に、垂れ下がり系の多肉が好きで、「ディスキディアエメラルド」や「ルビーネックレス」も育てていますが、挿し木に関しては、同様のやり方で増やすのに成功しています・
話が戻りますが、しつこく記している「風通し」、現在、自宅と会社で鉢の数は50鉢を楽に超えてると思われますが、私の育てている品種では、共通して必須に思えるのが「風通し」です。室内で弱りかけていた鉢を、スパルタ?(笑)で野外に出し、雨風さらしていると、濃い緑いっぱいの葉を茂らせてくれる事がよくあります。その場合はずっと外に出しっぱなしの鉢が多いです。
原産地が、アフリカとメキシコの品種が多いですが、この2つの原産国の品種に関しては、兎に角蒸れない事=適度な空気の流れが必須の気がします。素人ですが。。
栽培記録
2015年12月現在
1番最初の写真のように、元気に育っています。大きい鉢は2年で購入時の倍近くの長さになったと思います。肥料のごちそうをあげ過ぎかな?(笑)
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